2007年5月18日金曜日

書評:ソーシャル・ウェブ入門

 この手の本は生ぬるいことが多くていまいちしっくりこないので敬遠していたが、小飼弾氏の絶賛に釣られて読んだ。
 なるほど、たしかに面白い。でもこれは2000年以降のアメリカを中心とするWeb界隈の動きをある程度知っていないと楽しむどころか理解するのも難しいんじゃないかな。そういう意味では本当に入門編的である「ウェブ進化論」と比べるのは「ウェブ進化論」にとってかわいそうじゃないなかぁ。
 ただし読み終わってみれば毒にも薬にもならない気もする。本当に読み物として楽しんだなあという感じで。この本の中で何回か紹介されている「ザ・サーチ」を今さらながら読もうかなという気にさせられた。
 値段は微妙だけど、すごく高いとは思わない。この内容ならこのくらいの価値はあるでしょ。
 大きさはとても良い。大き過ぎず小さ過ぎず。大きいのとか分厚いのは通勤で持ち歩くのが苦痛だからね。








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