2011年11月29日火曜日

Google Calendar Header and Navigation Switcherを 最新のGoogleカレンダーに対応

FirefoxのGreasemonkeyで、Googleカレンダーのサイドバーと上部コントロールを非表示にしてカレンダー部分を広くできる便利な「Google Calendar Header and Navigation Switcher」というのがあるが、これがGoogle+風の新しいGoogleカレンダーのデザインだと機能しない。

Userscripts.orgにこれの解決策が書いてあった。

Broken with new look - Userscripts.org

Fixed it.    Change line 88 to: var head = new DisplaySwitcher("head", "#vr-proto-header,#topBar,#cornerBookmarks,#gbar,#gbarl,#guser,#ft+.s,.gbh", (#vr-proto-header is the new header) and add after line 45 (or pretty much anywhere inside DisplaySwitcher.prototype.toggle declaration) the following line: if (this.id=="navi") { document.getElementById("mainbody").style.marginLeft = hide ? "0px" : "210px"; } (to fix the white space that the hidden sidebar leaves)

要約すると、
  • 88行目で指定する隠す対象の指定(後述)を変更する
  • 45行目あたりに、下記のif文を追加する(サイドバーを非表示にした時に空白のスペースが残るのを防ぐため)
    if (this.id=="navi") { document.getElementById("mainbody").style.marginLeft = hide ? "0px" : "210px"; }

88行目で指定する、隠す要素の指定についてはいろんな意見が出てる。
  • #vr-proto-header,#topBar,#cornerBookmarks,#gbar,#gbarl,#guser,#ft+.s,.gbh
  • #onegoogbar,#vr-proto-header,#vr-proto-nav,#topBar,#cornerBookmarks,#gbar,#gbarl,#guser,#ft+.s,.gbh
  • #onegoogbar,#vr-proto-header,#vr-nav,#vr-header,#vr-proto-nav,#topBar,#cornerBookmarks,#gbar,#gbarl,#guser,#ft+.s,.gbh

3番目のahbiさんのやつが一番指定要素が多いので一番シンプルになる。

ただ、自分の場合はアカウントの切り替えができるOne Google Barは残したいので、88行目を下記のようにした。
  var head = new DisplaySwitcher("head", "#vr-proto-header,#vr-header,#vr-proto-nav,#topBar,#cornerBookmarks,#gbar,#gbarl,#guser,#ft+.s,.gbh",
refleshCal);

うん、快適。

2011年11月17日木曜日

Google App Engineでデータを一括で削除する方法

Google App EngineがPreview版を卒業して正式版になったのに伴ない、2011/11/7から価格体系が変わり無料で使えるQuotaが減った。
特に、データ書き込み(Datastore Write Operations)がすぐに制限に達してしまう

そんなにデータ登録してないけどな?と思って調べてみると、Datastore Write Operationsには登録・更新だけでなく削除も含まれるようだ。
過去データの削除をcronで動かしていたのが全てカウントされている。
そこで、過去データ削除のcronをコメントアウトすると、Datastore Write Operationsが大幅に減った。

残る問題は過去データの削除をどうするか?
調べてみると、Google App Engineの管理画面からDatastore Adminという機能を使えば削除できるらしい。

さっそくDatastore Adminを使ってみる。デフォルトでは無効になっているので、Enabledする。
すると...真っ白な画面が表示された。
調べてみても有効な情報がない。



1日経って気付いた。Googleのマルチアカウントが(例によって)悪さをしている?
いったんSign Outして再ログインしたら無事に表示された。

さっそく削除してみる。Entity Kind(テーブル)ごとの削除になる。(条件を指定して削除できれば完璧なのだが。)
実行すると、Datastore Write Operationsが制限に達して真っ赤になってしまった。Datastore Adminから削除しても、Quotaに含まれるらしい。
仕方ないのでQuotaがリセットされるのを待つ。



リセットされてからしばらく後で見てみると、無事にEntity Kindの削除が終わっていた。Datastore Write OperationsのQuotaの大部分を使ってしまっていたが、明日またリセットされればそれ以降は問題ない。
しばらくこの手でやりくりしてみるか。

2011年11月16日水曜日

Windows 7で Poderosaの接続履歴が保存されない問題

Windows7でPoderosaを使い始めたが、なぜか接続の履歴が保存されないので、毎回ユーザー名や鍵ファイルを指定しなければならないのが面倒。
そして試してみたら接続の履歴だけでなく、あらゆる設定が保存されていないことが判明。

対策は、Poderosaを起動する時に管理者として実行すること。

管理者として実行したら、接続の履歴も設定も保存される。
毎回管理者として実行するのは面倒なので、新しい接続設定を残したい場合や、その他の設定を変えたい場合のみやれば良いと思う。

あるいは、インストールする時にProgram Filesじゃないとこに入れればよかったのかもね。

2011年11月14日月曜日

PDOでテーブルの列名を全て取得する方法

テーブルの列名を取得するには、MySQLならDESCRIBEで簡単にできるが、PostgreSQLだとpg_attributeカタログから取得しないといけないらしい。

でもPDOを使えばMySQLでもPostgreSQLでも取得できた。

$pdo = new PDO("$driver:dbname=$db", $user, $password);
$pdoStatement = $pdo->query("SELECT * FROM $table_name LIMIT 0");

$columns = array();

for ($i = 0; $i < $pdoStatement->columnCount(); $i++) {
    $meta = $pdoStatement->getColumnMeta($i);
    $columns[] = $meta['name'];
}

var_dump($columns);

もしテーブルに1行以上データがあることが保証されているなら普通に1行SELECTして連想配列の列名見れば済む話だが、データなしでも動くようにしたらこうなった。


ただし、PDOStatement->getColumnMeta()のマニュアルを見ると、
この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。
PDO ドライバの全てが PDOStatement::getColumnMeta(). をサポートしているわけではありません。
と書いてあり、PHPやDBのバージョンによっては上手く動かないかもしれないが、とりあえず手元の環境では動いた。


これでPHPでO/R Mapperを作りたい人も安心だ。

2011年11月7日月曜日

Titanium Studioで作ったアプリを Android Marketに登録する手順


Titanium Stuidoで作ったAndroidアプリをMarketに登録できる証明書付きapkファイルにする手順は下記の通り。

  1. JDKのbinフォルダ内にあるkeytool.exeを使って、keystoreを作成する
    (作成時に入力するAliasとパスワードを覚えておくこと。)
    参考:keytoolコマンドで公開するandroidアプリに署名するための証明書(鍵)を生成する
  2. Titanium StudioのProject Explorerで該当のプロジェクトを右クリックする
    (Procejt ExploerはTitanium Studioの左側に表示されているView。表示されていない場合はメニューの「Window」→「Show View」から表示できる。)
  3. 表示されたコンテキストメニューから「Deploy」→「Distribute - Android」を選択する
  4. テキストボックスに必要事項を入力してFinish
    ※Distribution Location(apkファイルの作成場所)のパスに半角スペースを含むとエラーになるので注意。
  5. 慌てずにしばらく待つ(少し時間がかかる)
  6. 4で指定したフォルダにapkファイルが作られる

参考:295 デプロイと配布 - Training Lab Tutorials - Appcelerator Wiki


Android Marketに登録するには、最初にGoogle Checkoutで25ドル支払う必要がある。

また、Marketに登録する際にはスクリーンショット等の画像をアップロードできる。
参考:

2011年11月6日日曜日

Titanium Mobileで 特定のURLをブラウザで開くだけの Androidアプリを作成する方法


app.jsを下記の2行にする。(URLは起動したいURLにする。)

Ti.Platform.openURL("http://www.google.co.jp/"); // Googleの場合
Ti.Android.currentActivity.finish(); // ブラウザを起動したらアプリ本体は終了させる

Resources/androidにある下記の画像ファイルを適切な画像ファイルに置き換える。
  • appicon.png (アプリの起動アイコン)
  • default.png (起動時に表示されるスプラッシュ画像)

2011年11月2日水曜日

Seasar2入門の参考サイトとプロダクト選択のメモ

久しぶりにJava村に帰ってきた浦島さんの玉手箱メモ。


まずは概要を把握。



一口にSeasar2と言ってもたくさんプロダクトがあるので、Webアプリを作る場合にどのプロダクトを使うべきか調査。

  • MVCは、S2Struts or SAStruts or Teedaのどれがいい?
    • S2StrutsかSAStrutsだとどっち?
    • SAStrutsとTeedaでは?
      • Teeda
        • TeedaはJSFの実装
        • Teeda Extensionを使えばHTMLをテンプレートにできる
      • 「Seasarの問題点など」にそろそろ一言いっておくか - ひがやすを blog
        ただ、無責任に何でも自由というのは良くないので、SAStrutsとS2JDBCの組み合わせが、もっとも無難だというメッセージを出しているわけです。
      • SAStrutsとS2JDBCを作ったわけ - ひがやすを blog
        TeedaとS2Daoは、基本的に規約ベースのフレームワークです。規約を知っていれば、本当にさくさく開発できます。でも、規約ベースなので、規約を知らないと、何にもできなくなっちゃう。この辺が、大規模開発には向かないところ。
        SAStrutsとS2JDBCは、大規模案件にも耐えられるように最初から設計されています。
      • 感想:チームでの開発や今後のメンテを考えると、参考情報も経験者も多いStrutsの名前を冠するSAStrutsに比べてTeedaは学習コストがかかりそう
    • 結論:SAStrutsが無難
  • S2JDBC or S2Daoのどっちを使う?
    • HibernateとS2DaoとS2JDBCの考え方 - ひがやすを blogより引用
      • S2Daoについて
        S2DaoはSQLを中心に考えます。とはいえ、すべてのSQLを開発者が書くのは効率が悪いので、挿入、更新、削除は、S2DaoがSQLを自動生成しますが、検索は、開発者にSQLを書いてもらいます。
        デメリットは、SQLを書くのが面倒なことです。また、検索の結果セットごとにDTOを作らなければいけないので、DTOが増える傾向があります。
        Webのフレームワークとの組みあわせでいくと、Teeda Extensionは、S2Dao(DTO)と相性が良いように設計されているので、Teedaを使う場合は、S2Daoが良いと思います。
      • S2JDBCについて
        S2JDBCは、エンティティ(Java)とテーブル(データベース)は、同一のモデルだとみなしています。また、複雑なSQL以外は、すべて自動生成します。
        デメリットは、エンティティの設計が、テーブルに引きずられ、完全にドメインをあらわしたものにならないこと。
    • 感想
      • S2DaoはINSERT/UPDATE/DELETEのSQL自動生成と、手作りしたSQLの実行をしてくれるみたい
      • S2JDBCはDAOではなくApache CommonsのDbUtilsのようなSQLビルダー?
    • 結論:TeedaでないならS2JDBCで



久しぶりにJavaの世界に帰ってきたら、昔使ってたStruts1.3(1.x系は1.3で止まってるとは意外)のラッパーであるSAStrutsと、同じく昔使ってたJakarta Commons(現在は昇格してApache Commons)のDbUtilsに似たS2JDBCが最前線だなんて、奇遇と言うか、あるいは必然なのかな。

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