自分が実際に使っているマイナーな良Androidアプリを誰にともなく紹介するシリーズ、
3分タイマーに続く第2段は、日本Android界の情報網に残された
ラスト・ワン・マイルを繋ぐ、
SupportText(
有料 /
無料)。
コピーしてクリップボードにあるテキストや、インテント(「共有」とか)のハブとして機能し、他のアプリに渡すことができる。(何と説明しづらい…)
ただ、自分がやりたかったのは、ただ、
Feedlyから はてなブックマークのコメントを見たかっただけなので、クリップボードその他の豊富な機能は使っていないし、Pro(有料版)も試してない。
Feedlyは「共有」でURLを送ろうとするとutm_sourceを付けて独自URLにしてしまうため、はてなブックマークアプリにうまく情報を渡せないという問題があり、これについてはこれまで対応しているアプリを探しても見つからず諦めかけていて、もう自分で作ろうか、でもそこまで必要でもないしと思っていたところで見つかったので非常に嬉しい。
ちなみにutm_sourceについては海外のFeedlyユーザーも不満を持っているコメントを見たことがあるのでFeeldy側も知らないわけではないだろうが、未だに対応していない所を見ると対応しない方針なのだろう。
それより、はてなブックマークアプリ側で対応する方が可能性がありそうだが、そんな需要はないのだろうか。(iOSアプリではSafariのApp Extensionとしてブックマークできるようにはしたがなぜかコメントを見ることができないという結果を見ると、ましてやAndroidアプリのごく一部のケースの対応は望めないのだろうか。リクエストしてみればいいんだろうけど。)
SupportTextを使うとなぜutm_sourceを回避できるかというと、SupportTextでURLを変更できるわけではなくて、Feedlyが「ブラウザ」にURLを渡す場合にはutm_sourceを付けないから。SupportTextは「ブラウザ」として振る舞うことができるので、FeedlyからURLを受けることができるという仕組み。ただし副作用として(「ブラウザ」としてSupportTextを登録してしまうと)ホーム画面のWebページのショートカットをタップした時もSupportTextが起動してしまう。本当はSupportTextからの呼び出しは はてなブックマーク(それにしても平仮名から始まる名詞は書きにくい/読みにくいので駄目ですね)だけにしたいのだが、合わせて普通のブラウザも選べるようにしなければならない。まあこれはSupportTextの問題ではなく、特定のアプリからの呼び出し時のみ起動するアプリを指定できないAndroidのインテントの限界か。(iOSに比べれば数年マシだが!)
前置きが長くなったが、長所と短所を。
長所
- インテントのハブとして機能する。
- 細かい設定ができる。インテントの呼び出され方や他のアプリの呼び出しについてだけでなく、表示上のボタン・テキストの大きさや表示/非表示まで細く設定できる。
短所
- 設定が細かい。設定おじさんでないと辛いくらい細かい。言ってみれば、SupportTextがYahoo!Pipesだとしたら、それに対するIFTTTのようなアプリがあれば人気が出るのではないだろうか。(需要がないか。)
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