2007年4月14日土曜日

Google Maps API入門のためのリンク集と5つのTips

 Google Maps APIを初めて触った。意外と簡単というか洗練されている。参考になったサイトのメモと注意点を。

 まずはGoogle MAPS APIプログラミングをざっと見て、概要を抑える。自分が扱えるものか、やりたい事が実現できるかを知る。実装例とソースコードも書いてあって、とても分かりやすい。

Tips1 Google MAPS APIプログラミングには文字コードについてこう書いている。

一番最初につまずくのは恐らく日本語の扱いだと思われます。 Google maps apiを使っているページは基本的に全てUTF8でなければなりません。

 しかし、実際にはGoogle Maps APIと文字コードに書いてあるように、scriptタグに文字コード指定(charset="utf-8")を書けばOK。



 次に、Google Maps APIでAPI Keyを取得する。
 利用規約(英文)を一通り読んで理解する。利用規約の内容については、earthhopper: 2分でわかる Google Maps APIが参考になる。

Tips2 Google Mapsを使うURLごとに別のAPI Keyを取得する必要がある。例えば開発環境とテスト環境と本番環境がある場合、3つのAPI Keyが必要。
 で、API Keyを取得する際にメールアドレスを入力するが、3つのAPI Keyを取得するために3つのメールアドレスが必要かというとそでもなくて、同じメールアドレスでOK。
 また、あるURLについてAPI Keyを取得した後に、別のメールアドレスを使ってそのURLのAPI Keyを取得しなおすことも出来る。
 要するにAPI Keyはかなり気軽に取れる。



 あとはJavaScriptを駆使して自分の地図を作る。Google MAPS APIプログラミングを参考にする。

Tips3 よく使うけどGoogle MAPS APIプログラミングに載っていないのは「吹き出しを閉じる方法」。吹き出しはcloseInfoWindow()で閉じる。



 リファレンスはGoogle Maps API Version 2 Reference(英語)Google Maps API Version 2 Reference(非公式の日本語訳)。日本語訳の方は読みづらく分かりづらい。でもAPIそのものはシンプルだから試行錯誤すればそんなに難しくない。

2007/04/28 追記

 分かりやすい日本語のリファレンス見つけた → 解説 : Google Maps APIs
追記終わり

Tips4 Google Mapsの機能で、APIから呼び出せないものがいくつかある。
 まずはマウスホイールによるズーム操作。(参考:Google Maps ホイールでズーム | Visual Components Systems) そもそもGoogle Maps本家とAPIから呼び出すGoogle Mapsって微妙に操作方法が違う。去年、本家の方が操作方法がちょっと変ったから。
 それから、マイマップ機能。これはホヤホヤできたてだからしばらく我慢。
 あとは道順案内。日本版Google Mapsではまだ未実装の機能。これもAPIからは呼び出せない。(参考:Googleマップの新機能『道順案内』がすごいことになっています・・・ | P O P * P O P

 早くAPIからも呼び出せるようにならないかなぁ。



Tips5 あまり使われてないけど、Google Maps APIでは地図を自動で動かすことができる。例えば、山手線ぐるぐるぐるなんて面白い。

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