Firefoxの起動や終了にやたらと時間がかかる原因の1つは、Firefoxの内部データを保存しているDBの1つであるplaces.sqliteが肥大化することらしい。
Firefoxの終了が遅くなると、終了してから起動しようとすると「Firefoxは起動しています」とか言われて起動できないこともよくある。
で、そのplaces.sqliteをVACUUMするアドオンが相次いでリリースされている。
Vacuum Places :: Firefox Add-ons
- ステータスバーのアイコンをクリックするとVACUUM
- 設定画面(ロシア語!)はあるが、
実際には使えない(設定しても意味無い)バージョン0.2からは使えるようになったらしい
Vacuum Places Improved :: Firefox Add-ons
- 上記のVacuum Palcesの改良版
- 設定画面が英語になり、かつ、実際に使えるようになっている
- 設定すれば、一定のFirefox起動回数ごとに自動でVACUUMしたりできる
ふと今日は・・・・・・ Vacuum Places 日本語化
- 上記2つの日本語化版
PlacesCleaner :: Firefox Add-ons
- アクセス回数が少ないページを履歴から削除することにより、さらにplaces.sqliteをダイエットできるそうだ
SQLite Optimizer :: Firefox Add-ons
- SQLiteのReIndexをしてくれるアドオンだが、これもplaces.sqliteのVACUUMに対応した
- 作者(日本人なんだ)のサイト:miyafx: sqlite 最適化 - Firefox拡張機能
個人的には以前から使っているSQLite Optimizerが気に入っている。
VACUUM&Reindexしたら、確かに再起動が早くなった。
ていうか、これはFirefox本体でやるべきことだと思う。
ちなみに、上記のアドオンをいくつか試していたら、DeliciousアドオンのSQLiteのデータがおかしくなった。(ReSyncですぐに直ったけど。)どれが悪さしたんだろう?
参考:
Places を VACUUM する拡張機能3個 - えむもじら
Firefoxを起動したままplaces.sqliteをVACUUMできる: べつになんでもないこと
Mozilla Re-Mix: Firefoxの[places.sqlite]をワンクリックで最適化できるアドオン「Vacuum Places」